20年後の治験と根源的問題点
2005年 10月 23日
どうなっているのだろう?
20年後の治験。
倫理観は今と変わっていないだろうか?
多分、変わっているだろう。
一昔前までは癌の告知はなされなかった。
だが、今ではだいたい告知される。
これは医療技術の向上により癌でも5年以上の生存率(こういう言い方をする)が上がったためだ。
しかし、それだけではない。
もし知らせなかったら、訴えられる可能性が出てきたことも一因としてある。
告知(この言葉も冷たい響きだ)されていたら、その後の生き方が変わっていたはずなのに、ということだ。
「知る権利」、「知らされない権利」という患者の権利、それすらが無かった時代も長い。
今では知らせないことが倫理的に問題となることもある。
20年後の治験では、人間の尊厳はどれ位、保たれているのだろうか?
この人間の尊厳というものの捉え方も、きっと変わっているんだろうな。
本来ならば根底的な問題のはずなのに、それが未だ捉えきれずにいることも、面白いと言えば面白い。
今までのことを考えると、永遠(と言うものが有るならば)に、この問題は解決しそうにない。
20年後の治験。
倫理観は今と変わっていないだろうか?
多分、変わっているだろう。
一昔前までは癌の告知はなされなかった。
だが、今ではだいたい告知される。
これは医療技術の向上により癌でも5年以上の生存率(こういう言い方をする)が上がったためだ。
しかし、それだけではない。
もし知らせなかったら、訴えられる可能性が出てきたことも一因としてある。
告知(この言葉も冷たい響きだ)されていたら、その後の生き方が変わっていたはずなのに、ということだ。
「知る権利」、「知らされない権利」という患者の権利、それすらが無かった時代も長い。
今では知らせないことが倫理的に問題となることもある。
20年後の治験では、人間の尊厳はどれ位、保たれているのだろうか?
この人間の尊厳というものの捉え方も、きっと変わっているんだろうな。
本来ならば根底的な問題のはずなのに、それが未だ捉えきれずにいることも、面白いと言えば面白い。
今までのことを考えると、永遠(と言うものが有るならば)に、この問題は解決しそうにない。
by horai01
| 2005-10-23 22:24
| 治験