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ホーライの治験の活性化!お奨めビジネス書とビジネススキル


by horai01
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『不二家問題』と『治験の活性化問題』の共通項

来年の4月(2008年度)の新入社員候補に対する面接試験がもう始まった。

それに借り出された僕は試しに僕が面接した全員に同じ問題を問いかけた。

「不二家問題の報道を聞いて(見て)、どう思いますか?」

すると、全員が信用問題を取り上げた。

曰く「食品会社としての信用を大きく落とした。」

曰く「こうなる前に手を打つべきだった。」

曰く「一回ならまだしも、繰り返したのはよくない。」



そこで僕はまた問う。「では、あなたが不二家の社員ならどうしますか?」

ここからは各個人個人で答えが大きく異なる。


「当事者だとしたらしょうがないけれど、当事者で無いなら止めるように言う。」

「どうしたらいいか分からない。」

「上の者に止めるように言う。それで職を失っても仕方がない。」

「さっさと転職する。」

「信用回復に努める。」

「多分、私も上に言えない。」



部外者として「あーだ、こうだ」と批判するのはたやすい。

しかし、当事者として答えを出すように考えるのは難しいし、自らに問いかける習慣のある人はほとんどいない。


「治験の活性化」で、当局を批判するのはたやすいし、誰だってできる。

大切なのは、「では何か、アイディアを出してください」と聞かれたときに答えられるかどうかだ。

さらに、もっと大切なのは、そのためにまず自らが行動できることだ。


「そういうアイディアを出すために当局(厚生労働省のお役人)がいるのだ。」って、なに?

そういうことを言って何か、解決に繋がるのだろうか?


「では、あなたに全ての権限を与えますから、治験の質をあげて、さらにスピードもあげて、治験依頼者からも医療機関からも、文句の出ない制度を作ってみてください。」

「それは俺の仕事ではない。」


 ……笑えない。






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僕の治験活性化計画 by ホーライ
by horai01 | 2007-02-14 22:38 | 治験活性化