生き方を変える質問方法『QT 質問思考の技術』
2007年 07月 24日
QTとは、Question Thinking(質問思考)の略だ。
あまり耳慣れない言葉だが、著者マリリー・アダムズが考案した思考技術である。
「今日は何を着ようか?」
「次に何をしようか?」
あまり明確に意識されることは少ないが、常に人は、自分自身に質問を投げかけている。
その質問を意図的に変えることで、建設的に考える能力を身につけ、自己評価や、人間関係、仕事の成果に結びつけようというのが、本書の提案。
米では、ロッキード・マーティンやNASA等で導入され成果をあげている今注目のメソッドである。
要するに学習する人は、何があっても自分にとってのチャンスだと思い、 学習しない人は、何があっても他人のせいにして自分を正当化する、 ということである。
学習する人はそのために自らに質問を課すことでチャンスをものにし、学習しない人は永遠に自分の固定観念から逃れられず成功しない、ということです。
大事なことが簡単に書いてありますが、これを実践するかどうかで、自分の未来を自分自身で左右することになります。
ビクトールフランクル(強制収容所で生き残った医師)の言葉にこういうものがあります。
「最後に残る人間の自由は、いかなる環境にあっても自分の態度を選択できること、自分の道を選択できることだ。」
この本では、自分に何が起きるかは選択できないが、起きていることに対して、自分が何をするかは選択できる。
だから、進んで選択していこう。って薦めています。
私たちは知らず知らずのうちに、事実に対して「学習者」の態度か「批判者」の態度をとっています。
この本を通して、「どうしたら学習者の道を選ぶことができるのか。」を自分へ質問をすることによって身につけることが出来ます。
選択の地図やワークを通して身につきやすく分かりやすく書かれた本です。
「どうやって水のある場所まで行こうか?」から「どうやって水を運んでこようか?」の質問へ変わった。
この質問が遊牧民の生活から農業の生活へと人類を誘ったことになる。質問の言葉のなんという偉大なことか。
そりゃそうだよね、私たちは「言葉」で「思考」しているのだから。
そして、「思考」したことを行動に移しているのだから。
この本をじっくり読んで自分がどういう態度をとってるか。振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
特に、例えば今日一日で「忙しい」を3回以上言ったひとはには特におすすめです。
自分に投げかける質問を変えるだけで、行動が変わってしまった。
信じられないようですが、どんどんと行動が変わり、やる気になってきた。
こんな体験をしてみませんか?
セルフコーチングが誰でも簡単にでき、質問によって、自分と向き合うだけで、人との関わり方や、自分の行動と気分を変えることのできることが、とてもわかりやすく表現されています。
巻末には、付録でセルフコーチングの習慣をもてるように、実用的なツールもついていますので、この一冊でセルフコーチングができるようになります。
カウンセリングを受けたり、モヤモヤして悩んでいる方、これからの人生を変えたいと思っている方にも、是非、お勧めの一冊です!
とにかく「考え方を変えよう!」という趣旨の本が好きな方は、ぜひ読んでみてください。
一番の問題である「どうすれば考え方を変えられるのか?」を、この本が分かりやすく教えてくれます(逆に言うと、この肝心なところが抜けている本がなんと多いことか)。
また、書かれている内容はとても実用的です。
この技術を使用するのに辛い訓練は要りません。
すぐに役立てることができます。
本文は、ストーリー仕立てになっています。
ですから、読み始めたときは「技術だけを教えて欲しい」という気になるかもしれません。
ですが、そのような考えは、物語の途中で見事に打ち砕かれます。
自分が「批判者」になった読んでいることに気づかされるのです。
この気づきの心地よさを、皆さんもぜひ味わってください。
●QT 質問思考の技術
【治験、臨床試験の情報サイト】
■架空(仮想)の製薬会社「ホーライ製薬」
■臨床試験、治験を考える「医薬品ができるまで」
あまり耳慣れない言葉だが、著者マリリー・アダムズが考案した思考技術である。
「今日は何を着ようか?」
「次に何をしようか?」
あまり明確に意識されることは少ないが、常に人は、自分自身に質問を投げかけている。
その質問を意図的に変えることで、建設的に考える能力を身につけ、自己評価や、人間関係、仕事の成果に結びつけようというのが、本書の提案。
米では、ロッキード・マーティンやNASA等で導入され成果をあげている今注目のメソッドである。
要するに学習する人は、何があっても自分にとってのチャンスだと思い、 学習しない人は、何があっても他人のせいにして自分を正当化する、 ということである。
学習する人はそのために自らに質問を課すことでチャンスをものにし、学習しない人は永遠に自分の固定観念から逃れられず成功しない、ということです。
大事なことが簡単に書いてありますが、これを実践するかどうかで、自分の未来を自分自身で左右することになります。
ビクトールフランクル(強制収容所で生き残った医師)の言葉にこういうものがあります。
「最後に残る人間の自由は、いかなる環境にあっても自分の態度を選択できること、自分の道を選択できることだ。」
この本では、自分に何が起きるかは選択できないが、起きていることに対して、自分が何をするかは選択できる。
だから、進んで選択していこう。って薦めています。
私たちは知らず知らずのうちに、事実に対して「学習者」の態度か「批判者」の態度をとっています。
この本を通して、「どうしたら学習者の道を選ぶことができるのか。」を自分へ質問をすることによって身につけることが出来ます。
選択の地図やワークを通して身につきやすく分かりやすく書かれた本です。
「どうやって水のある場所まで行こうか?」から「どうやって水を運んでこようか?」の質問へ変わった。
この質問が遊牧民の生活から農業の生活へと人類を誘ったことになる。質問の言葉のなんという偉大なことか。
そりゃそうだよね、私たちは「言葉」で「思考」しているのだから。
そして、「思考」したことを行動に移しているのだから。
この本をじっくり読んで自分がどういう態度をとってるか。振り返ってみるのもいいかもしれませんね。
特に、例えば今日一日で「忙しい」を3回以上言ったひとはには特におすすめです。
自分に投げかける質問を変えるだけで、行動が変わってしまった。
信じられないようですが、どんどんと行動が変わり、やる気になってきた。
こんな体験をしてみませんか?
セルフコーチングが誰でも簡単にでき、質問によって、自分と向き合うだけで、人との関わり方や、自分の行動と気分を変えることのできることが、とてもわかりやすく表現されています。
巻末には、付録でセルフコーチングの習慣をもてるように、実用的なツールもついていますので、この一冊でセルフコーチングができるようになります。
カウンセリングを受けたり、モヤモヤして悩んでいる方、これからの人生を変えたいと思っている方にも、是非、お勧めの一冊です!
とにかく「考え方を変えよう!」という趣旨の本が好きな方は、ぜひ読んでみてください。
一番の問題である「どうすれば考え方を変えられるのか?」を、この本が分かりやすく教えてくれます(逆に言うと、この肝心なところが抜けている本がなんと多いことか)。
また、書かれている内容はとても実用的です。
この技術を使用するのに辛い訓練は要りません。
すぐに役立てることができます。
本文は、ストーリー仕立てになっています。
ですから、読み始めたときは「技術だけを教えて欲しい」という気になるかもしれません。
ですが、そのような考えは、物語の途中で見事に打ち砕かれます。
自分が「批判者」になった読んでいることに気づかされるのです。
この気づきの心地よさを、皆さんもぜひ味わってください。
●QT 質問思考の技術
【治験、臨床試験の情報サイト】
■架空(仮想)の製薬会社「ホーライ製薬」
■臨床試験、治験を考える「医薬品ができるまで」
by horai01
| 2007-07-24 22:37
| ビジネス書