ホーライの治験の活性化!お奨めビジネス書とビジネススキル


by horai01
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「原爆はしょうがない」と言った大臣に読ませたい『夕凪の街桜の国』

原爆が投下されてから10年たった頃の物語。

それは、日本人の悲しみというよりは、人間の悲しみである。

いや、それは単純に「悲しみ」という言葉では言い表せない。

本の帯にはこうあった。

「読後、まだ名前のついていない感情が、あなたの心の深い所を突き刺します。」

そう。名前なんてつけようがない感情が胸の奥から湧いてくる。


『わかっているのは「死ねばいい」と誰かに思われたということ』

『思われたのに生き延びているということ』



こういう作品が世の中にあることを、まず驚く。


人間が何かを訴えたいとき、声高に叫ぶだけがいいわけではない。

むしろ、この本のように静かに語りかけられたほうが、心に響くこともある。

世の中を変えたいと思ったら、ひとり静かに、だけど、精魂込めて何かに打ち込む、ということもありなんだ。


また、8月がやってきた。

ヒロシマもナガサキも、アメリカもニホンも頭を垂れ、静かに祈り、考える時だ。


子どもに絶対に読ませたい本だ。


人間は悪魔にも天使にもなれるのだ、と。


この本を読み返し、泣けるうちは、僕はまだ、人間なんだなと思う。少なくともね。


夕凪の街桜の国




夕凪の街桜の国




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by horai01 | 2007-07-31 22:14 | ライフスタイル